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スポーツ障害(RICE)
知っておきたい応急処置「RICE」
スポーツでのケガの常識、急性処置「RICE」。
損傷直後に行う急性処置「RICE」が適切に行われるかどうかで、
治癒期間、その後の運動機能の回復を左右します。
安静
運動を中止し、安静にすることで全身の血液循環を抑えて患部への血流量を減らし、損傷部位の動揺を防ぎましょう。
冷却
患部を冷却することで、炎症によって過剰に高まった熱感を下げ、冷却によって血管を収縮させ細胞の活動を緩やかにし、痛みをやわらげます。
圧迫
内出血を抑え、血液が残留するのを防ぎます。血管や神経を圧迫しすぎて血行障害や神経障害を引き起こさないように注意が必要です。
患部挙上
患部を心臓より高く上げ、患部への血流を緩やかにします。静脈の流れを促進する効果があり、そのため内出血を抑えることができます。